hirotano's blog - めざせ中小企業診断士

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【財務会計】経営分析(安全性(支払能力))についてまとめてみた - 中小企業診断士

経営分析の安全性(支払能力)について、まとめてみました。

安全性は、要は、債務をきちんと返済できるかどうかという支払能力を分析します。

支払能力は、短期長期に分けられ、貸借対照表の借方と貸方の比率から、安全性を分析します。

 

まず、貸借対照表の資産、負債の定義を超ざっくりまとめました。

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 あと、当座資産というのがあるのですが、これも超ざっくり、流動資産から棚卸資産(商品)を引いたものと覚えます。流動資産より、さらに現金にしやすいものが当座資産です。

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短期的な支払能力

 

流動比率

 

流動比率が高い(資産が多い)方が安全性は高い。

(赤い線は分数のバーと見立てる)

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当座比率

流動比率よりもっと短期的な支払能力を評価する指標。

当座比率も高い(資産が多い)方が安全性は高い。

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 長期的な支払能力

 

 

固定比率

 

持ってる固定資産のうち、返済義務のない純資産(自己資本)でどのくらい賄われているかの指標。

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覚え方としては、

貯金総額3000万円(自己資本)を持っている人が3000万円のマンション(建物)を買ったら、返済義務のない自己資本で、固定資産をぜーんぶ買ったわけで、固定比率は100%です。

貯金総額6000万円(自己資本)を持っている人が、3000万円のマンション(建物)を買ったら、買ったあとでも貯金(自己資本)が3000万円残ってます。余裕ありありです。この場合、固定比率は50% 。

 

ということで、固定比率は、低い方が安定している!わけです。

 

でも、普通は、マンション買うときは、ローンを組みますよね・・

これを考えるのが固定長期適合率

 

固定長期適合率

持ってる固定資産のうち、長期に返済すれば良い固定負債(住宅ローンみたいな)と自己資本(頭金みたいな) でどのくらい賄われているかの指標。

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貯金総額500万円(自己資本)を持っている人が住宅ローン2500万円(固定負債)で3000万円のマンション(建物)を買ったら、固定長期適合率は100%です。

 

貯金総額1000万円(自己資本)を持っている人が住宅ローン2500万円(固定負債)で3000万円のマンション(建物)を買ったら、、、まだ手元に貯金500万円が残っているので、安心ですね。固定長期適合率は85.7%です。

 

ということで、固定長期適合率も低い方が安定している!わけです。

 

極端な話・・・

貯金総額500万円(自己資本)を持っている人が住宅ローン2500万円(固定負債)で6000万円のマンション(建物)を買ったとしたら、、、、それは残りの3000万円を短期の負債(短期借入金など)で借りてきて買ったことになります。固定長期適合率は200%です。 これは、マズイわけです。 

 

過去問を見てみると、実際の比率を求めさせるパターンと、A社/B社や前期/当期の各指標の比較が出題されているようです。